アメリカで銃規制を巡ってNRAボイコット!大企業も動き出した
こんにちは!サエコです。
先日フロリダ州の高校で起きた銃乱射事件をきっかけに、いよいよアメリカでの銃問題に関して国民の怒りが爆発しています。
ワシントンDCでは大規模な抗議デモが起こり、各都市でも大小さまざまな集会が起こっています。
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そしてツイッターでは#BoycottTheNRAというハッシュタグと共に、全米ライフル協会をボイコットしようという動きが見られます。
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NRA会員への優遇サービス
今回問題になっているのは、NRA(全米ライフル協会)の会員に対する優遇・割引サービスを様々な企業がオファーしていることでした。
航空券、レンタカー、保険、クレジットカード、配達サービスなど、生活における様々な場面でNRA会員であれば優遇サービスを受けられるようになっていましたが、イコール「企業がNRAをサポートしている!」と取れるため、各提携会社には国民から多数の「フィードバック」が寄せられていました。
各企業が優遇サービスの提携解除を発表
国民からの「フィードバック」という世論を受け、今月22日から各企業が次々とNRA会員への優遇サービスを打ち切る方針を発表し始めました。
航空会社
- Delta Airlines(デルタ航空)
- United Airlines(ユナイテッド航空)
レンタカー会社
- Enterprise Rent-A-Car(エンタープライズ)
- Alamo Rent a Car(アラモ)
- National Car Rental(ナショナルカーレンタル)
- Hertz(ハーツ)
- Avis(エーヴィス)
- Budget Rent a Car(バジェットレンタカー)
その他にも大手保険会社のMetLife(メットライフ)や、ウイルス対策ソフト制作会社Symantec(シマンテック)など、合計12以上の企業がNRAとの提携を打ち切ると発表しています。
#BoycottFedExがツイッターで流行中
アメリカの大手企業が次々にNRA会員への優遇サービスを打ち切る中、大手宅配サービス会社のFedEx(フェデックス)は2月25日現在まだNRAと繋がったまま。
この現状にツイッターでは「#BoycottTheNRA」と合わせて「#BoycottFedEx」も横行しています。
アメリカでは配送サービスが大きく分けて3つあります。
- USPS(United States Postal Service=アメリカ合衆国郵便公社)
- FedEx
- UPS(United Parcel Service)
今回フェデックスが手を引かないことを見た人々が「うちの店からの配送サービスをフェデックスから完全にUPSに変更した」「年間何十回と配送サービスを利用する生活だけど、フェデックスがNRAと切れるまでは絶対に使わない」など、「#BoycottFedEx」のタグと共に続々とツイートしています。
まとめ
おそらくフェデックスが提携解除するのも時間の問題ではないかと思われます。
NRA(全米ライフル協会)は政府に対する献金など、強い政治力を持っている団体ですが、さすがにこれだけの動きを受けては何かしなければいけない状況と言わざるを得ません。
数十年前までは地震やハリケーンのための避難訓練しか無かったアメリカでは、現在「銃撃事件」に対する避難訓練も行われているのが現状です。
乱射事件が当たり前になってしまっている子供たちのためにも、ここでしっかりと国に動いて欲しいですね。
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