【カリフォルニア州】車両登録をオンラインで更新する方法【DMV】
こんにちは!サエコです。
今年もやって来ました、車のレジスト更新。
私の車は2月で登録が切れるので、新しいステッカーを貰わなければいけません。
良くも悪くも合理的なアメリカでは、車両登録などの事務手続きは全てオンラインで行うことができます。
今回は車のレジストレーション(登録)をオンラインで更新する方法を画像付きでご紹介します!
まだアメリカに来たばかりの方、更新作業が初めての方など、ぜひご参考くださいね。
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ピクサーの映画「ズートピア」をご覧になったアメリカ在住の方は共感頂けると思いますが、DMVはどこもとにかく作業が遅い!
実際に窓口に行っていたら日が暮れてしまいます。
そもそもDMVとは何か
アメリカに来て車関連のことを行う際、必ず訪れなければならないDMV。
DMVはDepartment of Motor Vehiclesの略で、州ごとに車やバイクなどの車両管理を行う日本で言うところの「地方運輸局」に相当する機関です。
ニューヨーク州在住であればニューヨーク各町にあるDMVへ、テキサス州在住であればテキサス各町にあるDMVへ行って運転免許の筆記・実技試験や違反切符の支払いなど各種手続きを行います。
州ごとに管理されているので、他州へ引っ越した場合のナンバープレート変更、登録作業なども全てDMVに届け出ることになります。
車両登録(レジストレーション)の更新
さて、今回ご紹介する車両登録の更新(registration renewal / レジストレーション・リニューアル)ですが、もちろん通知の紙が来た時点で最寄りのDMVに行っても良いのですが、先述した通り待ち時間が長い!
予約なしで行った場合、運が悪ければ2時間以上ザラに拘束されます。
予約をして行っても時間通りに事が運ぶことの方が少なく、ある程度の時間は待たされてしまいます。
更新は毎年行う必要がある
車両レジストの更新というのは、毎年「この車使ってます」というのをDMVに申告する作業となり、何月に行うかは最初に登録を行った月で人によってまちまちです。
しかし、毎年違った色のステッカーが発行されるので、古いシールを貼ったまま走っていたら「登録の更新を怠っている事が一目でバレてしまいます。
おまわりさんに見つかったら100ドル〜200ドル(地域によりけり)と結構な額の罰金になるので、きちんと毎年更新しましょう。
更新はオンラインの方が便利!
免許の更新であれば有効なビザの有無を示す書類を持って直接窓口に行く必要がある場合もありますが、車両登録の更新であれば特に心配する必要はなく、オンラインで行う事をおススメします。
会員登録をするといった面倒な作業もなくササッと終わらせられますので、窓口へ行くよりも圧倒的に早いですよ。
オンラインでレジストレーションの更新を行う方法
それでは、オンラインでレジストの更新を行う方法を解説します。
今回は私が住むカリフォルニア州でのやり方ですが、他の州でもおおよそ同じような感じかと思います。
DMVウェブサイトにアクセス
www.dmv.ca.govにアクセスしましょう。
このようなトップ画面が現れるかと思いますので、画面上部のメニューにある「Online Services」をクリックしましょう。
Online Servicesのページに移動
オンライン・サービスのページに移動したら一番上にある「Vehicle Information(車両情報)」下にある「Vehicle Registration Renewal(車両登録更新)」をクリックしましょう。
Vehicle Registration Renewalのページに移動
ここではオンラインで更新作業を始める前に、いくつか注意事項が記載されています。
- ライセンスプレート(ナンバープレート)の番号を用意
- VINナンバー(Vehicle Identification Number)の最後5ケタを用意
- 車ではなく船やボートの場合はHINナンバー(Hull Identification Number)の最後5ケタを用意
- スモッグチェック(後述)が必要な場合は先に済ませておきましょう
- 更新通知の紙の住所が正しいか確認
上記の確認ができたら画面中央の「Start」ボタンで更新開始です!
スモッグチェック
むかし他州に住んでいた頃はこんなの無かったのですが、カリフォルニアでは二年に一度Smog Check(スモッグチェック)という排気ガスの検査があります。
下のようなロゴのついた所定のショップへ行ってスモッグチェックを行ってもらいますが、値段は大体20ドルから30ドル程度。
どこに持って行っても特にやることに変わりはありませんが、ウェブサイトでクーポンを発行しているところもあるので、お家や職場から近いところで探してみましょう。
スモッグチェックが求められる場合、DMVから届いた更新の通知(Registration Renewal Notice)にバーコードが書かれているかと思いますが、これはお店でスキャンしてもらう必要がありますので、通知の紙は忘れずに持って行きましょう。
通常時間のかからないサービスなので、平日の昼間などは飛び込みでも見てくれるお店も多いですが、一応予約の電話を入れておいた方が無難です。
スモッグチェックが終わるとお店の人がDMVに自動的にパスしたことを通達してくれるので、こちらからアクションする必要はありませんが、検査が終了したときにSmog Check Vehicle Inspection Report(VIR)という証明書を受け取ります。これはスモッグテストをきちんとした証になるので、大切に保管しておきましょう。
スモッグチェックをクリアできなかった場合は必要に応じて修理など行わなければならないので、特に古い車に乗っている人は注意しましょう。
ハイブリッド車に乗っている人ももれなくスモッグテストは必須ですが、電気自動車(EV車)に乗っている人は除外されます。
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各番号を入力
ページが変わったら、ライセンスプレート番号(例:1ABC234)を上部に、VINナンバーの最後の5ケタを下のボックスに入力します。
入力が終わったら「Go to Step 2」をクリックで次のページへ。
自分の車両情報を確認
前の画面で入力した情報から登録されている車の情報が表示されますので、自分のもので間違いないか今一度確認しましょう。
- Year:車の製造年
- Make or Builder:車の製造会社の略称(私の場合はトヨタなのでTOYT)
- License Plate or CF Number:ライセンス番号
- Registration Due Date:更新締め切り日
登録の更新費用は車種や大きさ(重さ)によって異なり、100ドル弱〜300ドルと開きがあります。
私は2010年のトヨタのセダンを運転していますが、更新費用は126ドルでした。(涙)
持っているけど運転しない車
画面下部に「Planned Non-Operation (PNO)」の選択肢がありますが、これは車庫などに入れっぱなしで公道を運転する事がない場合に「Yes」をチェックしましょう。
車が複数あったり、趣味で持っているだけの観賞用など様々なシチュエーションがあるかとは思いますが、格安での登録更新が可能です。実際私のケースもPNOなら21ドルで更新できると書いてあります。
該当するものを選択してショッピングカートに追加しましょう。
支払い画面で金額を確認
次の画面ではショッピングカートの概要が出てきますので、今一度ご自身が選んだ金額(通常の更新か運転しない方か)を確認し、「Pay」をクリックして支払い画面へ進みましょう。
支払い方法を選択
クレジット・デビットカードもしくはEチェックで支払う事が可能です。
好きな支払い方法を選択して「Continue」をクリック。次の画面で詳細を入力します。
カード番号などを入力
この画面でカード情報や必要な住所を入力しましょう。
入力すると「SUBMIT PAYMENT」のボタンをクリックできます。
支払い承認画面
Payment Summaryで支払いが完了したことを知らせる画面が出ますので、記録用に印刷しておきましょう。
もしくは画面下の方にある「Send Email Confirmation」で自分宛にレシートをメールすることもできます。
上段の箱にメールアドレスを入力し、下の段に確認のためもう一度入力。「Send Email Confirmation」ボタンを押すとレシートメールが届きます。
向こう一年有効なステッカーが届く
後日DMVから新しいステッカーが郵送されてきます。今年は青です。
オンラインで更新してから一週間ほどで届く場合もあれば、タイミングが悪ければ一ヶ月近く待たされるケースもありますので、更新の通知が届いたらすぐに手続きを行いましょう。
最悪ステッカーの期限が切れるまでに届かなかった場合のことを考え、オンラインで更新した時にレシートを印刷して持っておくのも良いですね。
写真のように新しいものが届いたら、ステッカーはライセンスプレートの所定の位置にしっかりと貼り、ステッカーがついていたこの台紙は大切にダッシュボードなどに入れておきましょう。
万が一警察に止められた時など、レジストの証明となります(私は知らずに数年前まで普通に捨ててました・・・汗)。
ちなみに、毎年ステッカーが盗まれるという被害も起こっていますので、軽くペトッと貼るだけでなく、割としつこめに鍵などでガリガリこすって貼り付けましょう。
剥がそうとした時にバラバラになるようナイフで傷をつける人もいるくらいです。
まとめ
いかがでしたか?
二年に一度やってくるスモッグチェックがちょっと面倒臭いですが、DMVに行かなくて良いことを考えるとオンラインでの更新作業は魅力的ですよね!
住所の変更などもオンラインで行う事が可能ですので、今後DMV関連で用事がある際はぜひ他のサービスも活用してみてください。
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