2018年アメリカのラマダンはいつから?食事や運動の注意点も紹介

2018年3月25日

 

こんにちは!サエコです。

突然ですが「多民族国家アメリカ」での生活は、毎日本当に様々な人種や宗教の人たちと関わります。

地域によっては街中にスペイン語だったり中国語だったり、よその国の表記があふれていたり、ベジタリアン・ビーガンレストランだけでなく、豚・牛を食べてはいけない宗教の人向けのレストランなども展開されています。

 

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そんな人種のるつぼアメリカですが、今回はイスラム教徒(ムスリム)が行う断食「ラマダン」に焦点を絞った記事となっています。

アメリカでは具体的にいつからいつまでなのか等、あまり知られていなさそうなことをまとめてみましたので、ムスリムのお知り合いがおられる方などぜひご参考ください。

 

 

アメリカ国内のムスリム人口

ピュー・リサーチ・センターが2015年に行った調査では、アメリカ在住のイスラム教徒は当時およそ330万人と言われています。

これは2015年当時の全米人口およそ3億2千2百万人の約1%を占める計算になり、2050年までにその数は810万人=総人口の2.1%に達するとも予測されています。

また、アメリカにおけるイスラム教徒の人口は、当時のユダヤ人570万人よりは少なく、ヒンズー教徒210万人よりは多い、という結果でした。

「移民の国」アメリカも改めてこうした数字を持って見てみると興味深いですね。

イスラム教徒はアメリカ全土に暮らしていますが、ニュージャージー州など一部の州では全国平均より2〜3倍多い割合のムスリムが暮らしているそうですよ。

2010年から2015年にかけてのアメリカにおけるイスラム教徒の人口増加の半分以上は「移民」によるもので、過去20年間アメリカにやって来るイスラム系移民の数は増加し続けています。

実際、アメリカに来るあらゆる移民のおよそ10%がムスリムであるとのデータも出ていますが、イスラム系の方々が子供をたくさん持つ傾向にあるというのも人口増加の一つの理由のようです。

 

2018年のアメリカ合衆国でのラマダン期間

上述したように、今やアメリカに根深い関係のあるイスラム教徒たち。

日本人も知っている彼らの習慣といえば「ラマダン(断食)」が有名ですね。

今年のアメリカでのラマダンは5月15日(火曜日)から6月14日(木曜日)までとなっています。

ラマダンのことをもう少し詳しく

ラマダンの期間「断食」と言うと、日の出から日没までの間、およそ15〜6時間の断食です。

私は気楽に「水くらい良いんでしょ?」なんて思っていましたが、ムスリムの友人曰く、日が昇っている間は水どころか唾すら飲んではいけないとすら言われる厳しいものなのだとか。

そして、日没から日の出までの8時間程度は飲食が認められ、この間に丸一日分の食事を取ります。

私たちからすると大変なようですが、中には「お祭り期間」のように毎晩の宴会を楽しむ人もいるようで、それはそれでワイワイ楽しいかも知れませんね。

※病人や妊婦さん、乳幼児やお年寄りなどは断食を免除されます。

 

ラマダンアプリも!

多くの日本人がイメージしているであろう「女性はヒジャブで全身覆われていて、日々厳しい修行に耐えなければいけない」といった生活ではなく、至ってカジュアルなイスラム教徒もアメリカにはたくさんいます。

普通にお酒を飲んだり、女性がヒジャブを着用せずタンクトップにジーンズ姿だったり、実際に私が大学生の頃は「お祈りはめんどくさいから朝早く起きられた時だけする」なんて言うムスリムの同級生もいました。

こうしたユルイスラム(?)の人たちもラマダン期間中は日中断食を(する人は)するのですが、「今年はラマダンいつからだっけ?」なんてことも多発するため、世間にはラマダンのリマインダーアプリなる便利なものも存在しています。

さらに日常的にイスラム教徒たちが利用する多機能なムスリムアプリも複数出回っており、「現在地からのメッカの方向」「お祈りの時間」などを知ることができる便利な生活になっています。

 

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ラマダン中のエクササイズ

昼間はとにかく断食のラマダン。あまり動かない方が良さそうな気もしますが、ラマダン期間中の運動はアリかナシか・・・?答えは「アリ」です。

ラマダン中に運動を行うことには全く問題がなく、むしろ運動せずに30日間連続して断食を行なっていると、代謝が悪くなり筋力と体力が低下する可能性があります。

ある程度継続してエクササイズを行うことはむしろ「断食していても体力が衰えない体」を作るのに効果的と言えますね。

ラマダン中の運動に適した時間

ラマダン期間中に運動するのに最も適した時間は、夜のタラウィ―の後です。

ラタウィーとは、ムスリムが行う1日5回の礼拝に、ラマダン期間中だけ追加される特別なお祈りのことです。

つまり運動を行うのはその日のお祈りが全て終わった後が良いということになります。

断食をしている最中の昼間に激しい運動を行うことはぜひ避けてくださいね。

運動前には軽く食事を

ジムに行くにしても自宅で運動を行うにしても、丸一日何も飲食していない状態でいきなりトレーニングをすることはやめましょう。

脱水状態でのトレーニングは大変危険で、事実身体の筋肉にとっても良くありません。

3%ほど脱水された筋肉でトレーニングを行うと、筋力が12%も低下することがアメリカの研究結果として出ています。

そのため、トレーニング前には軽食と特に水分をたくさん摂っておくことが重要です。

運動後は筋肉の成長に不可欠なタンパク質をきちんと摂取して、夜明け後の断食に備えます。

ラマダン期間中の運動は安全第一

確かに継続して運動を行なった方が体が強くなります。

しかし、昼間飲まず食わずで過ごした体は思っている以上にダメージを受けています。

意地でも「毎日やるぞ!!」と無理をせず、ぜひご自分の体に耳を傾け、疲れている日や体調が優れない日はお休みするか、トレーニングの内容を優しいものに変更しましょう。

また、ラマダン期間中の運動量はラマダンではない時期より多く動くことはせず、時間で言うと30分ほどが適切です。

ラマダン期間中の運動としてオススメなのは、スクワットやベンチプレス、腹筋のトレーニングなどを少しずつ総合的に行うことです。

ラマダン期間中の運動後の食事

運動後には消化が良いものが勧められます。

しかし、数時間後にはまた断食が始まるわけですので、繊維を多く含んだ食品を含んだメニューにしましょう。

オススメなのは小麦、オート麦、豆、レンズ豆、米のような全粒粉や種子が含まれている食物、そして緑黄色野菜です。

運動直後には素早くプロテインを吸収できるように、プロテインシェイクや牛乳、卵や豆腐などを食べることがオススメですよ。

スイーツを避ける!

運動後に甘いものだけで補おうとしても、スイーツはせいぜい3〜4時間しか腹持ちしません。

数時間後にまたお腹が空いてしまうだけでなく、甘いものは脂肪に変わり、コレステロールレベルを上昇させてしまいます。

どうしても甘いものが食べたい場合はヨーグルトやバナナにしておきましょう。

 

まとめ

いかがでしたか?

結婚をしてイスラム教に改宗するなど、アメリカでは様々な生活の変化が考えられます。

皆様に幸せで健康的な充実したラマダンをお送り頂けますように!

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