海外留学に必要なTOEFLスコアの目安は?有効期限はある?
英語圏に留学したいと思ったとき、まず気になるのがご自身の英語力ですよね。
留学先の学校や斡旋会社から「TOEFLスコア」の提示を求められることも珍しくはありません。
英語能力テストの中でも「主に海外留学に必要」ということから、幅広い世代に受験されるTOEICや英検の影に隠れがちなTOEFLですが、今回はそんなTOEFLスコアのことを少し書いてみたいと思います。
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先述した通りTOEFL(トーフル)は英語圏への留学の際に受験を勧められます。
”Test Of English as a Foreign Language” の頭文字を取ったもので、その名の通り英語が第一言語でない人のための英語力テストということになります。
就職などに利用されることが多いTOEICと比べて、英語圏の学校で勉強することを意識したアカデミックな試験内容となっています。
Contents
留学に必要なTOEFLスコアの目安は?
ここからは英語圏への留学を前提とした場合のTOEFLスコアの目安を考えてみましょう。
TOEFLテストには
- コンピュータ版TOEFLテストの “CBT”
- ペーパー版TOEFLテストの “PBT”
- インターネット版TOEFLテストの “iBT”
の3種類が存在していますが、公式サイトによると現在96パーセントの受験者はTOEFL iBTを受験しています。
ということでiBTのスコア(120点満点)を基準にお話をしたいと思います。
できれば最低60点は欲しい
留学生の受け入れに積極的な学校の場合、入学してからESLなど英語の補習クラスがあるところも多く、また希望大学にESLがなくても、提携している語学学校などで単位を取得してから編入という形も可能です。
とはいえ、「入学してすぐに普通に授業についていきたい!」と思うのであれば、あまりメジャーでない地方大学の場合でも60点ラインはクリアしてから入学できるように頑張りましょう。
有名校になればなるほどハイスコアが要求される
都会にあるような人気大学になってくると、留学条件にTOEFLスコア70〜80点と書かれているところも多いです。
やはり学校側もどうせ競争率が高いのなら、ハイレベルな生徒に来て欲しいというのが本音です。
さらにスタンフォードやハーバード大学などの世界トップクラスの学校になると、100点以上のTOEFLスコアが求められることも。
獲得したTOEFLスコアに有効期限はある?
結論から言うと残念ながら、あります。
これはTOEICでも同様なのですが、TOEFLの有効期限は2年となっています。
「せっかく頑張って取得したのに!!」とお思いの方もいるかもしれませんが(私も去年TOEICに有効期限があることを知って驚きました 笑)、やはり語学力というのは使わなければ段々と忘れてしまうもの。
暗記力やTOEFL対策の勉強法だけを押さえて乗り切ったスコアは「真の語学力」とは呼べないかも知れません。
2年過ぎてからTOEFLのアップデートするということは、ご自身の語学力のレベルを知ることにも繋がります。
まとめ
求められる点数が自分の現在のレベルよりも高かったり、せっかく頑張ってスコアを上げても有効期限が2年だったりと、留学を前にしてショックを受けられる方もいるかも知れません。
しかし、「留学したい!」という熱意があれば必ず乗り越えられますし、留学先で真面目に英語での生活に取り組めば、知らず知らずの間に必ず英語力は上がっています。
留学の途中、または留学が終わる頃、もう一度TOEFLを受験してみたら思いのほか嬉しい結果を目にすることができるかも知れません。
そしてそれは「TOEFL対策」としてわざわざ勉強した留学前とは違い、ご自身が留学生活から吸収したリアルな英語力なのです。
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