2017年梅雨入り!梅雨はなぜ梅?由来は?英語ではどう表す?
日本は梅雨入りですね。
ジメジメ、蒸し蒸し、体調が悪くなる方もいたり、お家ではカビの心配をしたり、梅雨にはあまり良いイメージがありませんね。
私が現在住んでいる地域は年間通してほとんど雨が降らないところなので、逆に干ばつや山火事が問題となることもしばしば。所変われば、ですね。
そんな乾燥した地域から、今回は「梅雨」と英語を絡めてお話したいと思います。
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「梅雨」という言葉の由来
梅雨の定義
梅雨は日本を含めアジア特有の気象現象で、いわゆる「雨季」を意味する言葉です。
いつからいつまで?
実際に雨が降るかはともかくとして、一応暦の上で梅雨は陰暦の5月頃=現在の6月頃となっています。
気象予報で言われる「梅雨入り」「梅雨明け」は実際のお天気によって毎年変わりますよね。
梅雨の語源
元々は「ばいう」という言葉が中国から伝わったそうですが、この場合の「バイ」はカビを意味する「黴」を用いた「黴雨(ばいう)」だったと言います。
これが「梅(バイ)」になった理由は
- 梅が熟す時期だから
- カビの「黴」では字面的にちょっと汚いから
など諸説あるそうですが、中国の辞書にも「黄梅雨」として載っているそうなので、やはりアジアでは梅がなる時期の雨という認識が元々あったようですね。
梅雨を英語で表すと
難しく考えず、シンプルに “rainy season” でOKです。「雨季」という意味ですね。
6月は雨が多い月というニュアンスであれば “rainy month” という表現も使えます。
ちなみにカビは “mold” です。イギリス英語では “mould” と書きます。
発音はカタカナで書くと「モールド」ですが、少し口をすぼめて「モォゥル(ド)」みたいに発音すると良いです。
(例文)
日本は今梅雨だからカビに注意しなきゃいけないよ。
It’s rainy season in Japan now and you have to beware of mold.
このパンカビてる!
This bread is moldy!
アメリカにも梅雨はある?
アメリカは広大なため場所によって本当に気候が様々で、東海岸の方に行くと日本の梅雨に当たるような雨季がある地域も存在します。ワシントンDCなんかは湿度も高く、日本と気候が似ていると聞いたことがあります。
カリフォルニアのような乾燥地帯でも冬場は一応雨季となります。しかしもともと雨が降らない土地なので、道路の造りも水はけも悪くて少しでも雨が降れば道はグシャグシャ。
さらに住人は運転が下手で事故が多発したりと、雨に慣れていない地域にとって雨季は大敵ですね。
まとめ
梅雨に「梅」と入るのは日本・アジア独特の表現でした。とはいえ、最近は日本の季節を説明する英語のサイトなどもあり、日本に滞在する外国人は「Tsuyu」という表現を知っている場合も多いかも知れませんね。
これから本格的に始まる梅雨ですが、みなさん let’s enjoy the rainy month!
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