カリフォルニア州でも合法に!日本で大麻が合法化されるのはいつ?

2017年6月27日

マリファナ所持で逮捕された元KAT-TUNの田中聖さんが処分保留で釈放されたニュースが記憶に新しいように、何かと「大麻関連」の話題が尽きない日本の芸能界ですが、今後日本で大麻に関する法規制が変わることはあるのでしょうか?

今回は大麻についてアメリカで暮らしていて思うことや、日本人と大麻の深い関係などを記載したいと思います。

 

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カリフォルニア州も大麻合法化へ

2017年始め、アメリカでまさかのトランプ大統領が当選するという歴史的瞬間の裏側で、カリフォルニア州の大麻合法化の住民選挙が行われました。

その結果賛成が過半数を占めたため、医療用だけでなく娯楽用としての大麻も合法となりました。

実際に施行されるのは来年の1月からのようですが、これまでは不眠対策痛み止めとしてお医者さんからライセンスを発行してもらった人のみ使用可能でしたが、普通の人もタバコのように嗜好品として楽しむことができるようになります。

有名なHOLLYWOODサインが、誰かのイタズラで「HOLLYWEED」(WEED=マリファナ)と書き換えられていた画像は、日本でもニュースになったのではないでしょうか。

カリフォルニアを含め、アメリカでは現在9つの州で大麻が合法化されています。

 

そもそも大麻ってなに?

大麻=マリファナですが、よく言われるものは麻の葉を乾燥させたもので、それをタバコのように紙に巻いて吸うことでTHCと呼ばれるリラックス・鎮痛成分が得られるというものです。

日本ではまだまだ一括りに「ドラッグ」として厳しい目が向けられる大麻ですが、実は覚醒剤などとは全くの別物で、辿って来た歴史も全然違うものであるということは調べてみると情報がたくさん出て来ます。

日本と大麻の関係

人間と大麻との関係は、少なくとも1万年以上さかのぼります。

日本で麻は古来より神事でのしめ縄やお祓いの道具として大切な役割を担って来ました。また麻は自生能力が高く、作られる繊維はとても丈夫で、大昔から衣類などにも活用されています。

ちなみに縄文時代に作られた縄も大麻からできているものです。

そして吸えば痛み止めにもなり、眠れない時にはリラックスできて快眠に。

最近では「ヘンプ・シード・オイル」が美容関係の単語として耳にしたことがある方もいるのではないでしょうか。これも大麻の種から取られた油です。

薬としても繊維素材としても油としても使えて、しかも繁殖力が高い。まさに万能の植物として日本人と長く深く関わって来ました。

 

禁止されたのは戦後

日本で大麻が規制されることとなった理由は敗戦直後の「ポツダム省令」でした。勝戦国のアメリカは石油や石炭を原料とする合成化学繊維産業を日本に普及させたかったのです。

合成繊維での産業を膨らませたかったアメリカは、自国内でも大麻課税法を施行し、大麻製品が高くなるように仕向け、消費者を離れさせて安い合成化学繊維の商品に流れるようにしていました。

ビジネスのために最初は規制されてしまった大麻ですが、その後は「他のドラッグへの入り口になるから」などアレやコレやの理由でキャンペーンがなされ、今日に至ります。

タバコやアルコールよりも依存性は低い

化学繊維の普及のために規制されたまま今日に至り、「大麻・マリファナ」=「とんでもない劇薬」という認識が一般的となっている日本社会。

先進国の中でも大麻所持での罰則がここまで厳しいのは日本くらいなのではないでしょうか。

もちろん他の国でも所持が禁止されているところはありますが、その中毒性と有害性の低さから、注意だけで終わるというケースもざらにあるようです。

大麻はいわばその辺に生えていてもおかしくない普通の植物なので、利用したところで体への害も少なく、比べるのであれば燃焼材などが入った大量生産のタバコや、アルコール飲料の方がよっぽど人体には有害で中毒性があるという報告も出ています。

昨今では脱法ドラッグなどという危険な化学物質のドラッグもニュースで取り上げられるようになり、覚醒剤などのいわば「自然ではない薬物」と大麻は全然別物ということは、どうにも一般には広く認知されていないようです。

とはいえ日本での大麻所持は犯罪です!

ここまで大麻の万能性や誤解されている点など、私が思うことを好きに書いて来ましたが、それでも日本では大麻を所持していることは犯罪です。逮捕されて懲役刑が科せられるので、「体に害はないから〜♪」と安易に手を出すことはやめましょう。

元女優の高樹沙耶さんが大麻所持で逮捕されたことは記憶に新しいかと思いますが、大麻の安全性・医療品としての有効性を世間に認知してもらうための活動はとても尊いことだとは思います。しかし、自分が法を犯してしまっては結局説得力がなくなってしまうのです。

 

まとめ

いかがでしたか?

日本人と大麻の長い歴史は戦後一瞬で覆ってしまいました。今後、人々の意識とルールが変わらなければ大麻との共存が復活する日は来ないでしょう。

闇雲に「大麻は万能薬だ!!」と盲信するのも危険ですが、メディアから与えられる情報やイメージを鵜呑みにするのではなく、それらは操作されて出来上がったものなのかも知れないと疑ってみると、世の中の色々なことが違った風に見えて来るかもしれません。

それは一概に大麻の問題だけでなく、日頃入って来る様々なニュースや噂に当てはまるのではないでしょうか。

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